五月病
皆さん、この時期以下の様な症状はございませんか?
無力感、倦怠感、気だるさ、やる気が出ない、動悸、めまいなどの症状がある方、それは五月病かもしれません。
五月病とは、なにかというと、5月の連休後に、学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が悪い、授業や仕事に集中できないなどの状態を総称して「五月病」と呼びます。初期症状としては、やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れなくなるなどが挙げられます。これらの症状をきっかけとして、徐々に体調が悪くなり、欠席や欠勤が続くことがあります。
上記の症状に当てはまり五月病を疑った場合は、まずはかかりつけの医師の診察を受けましょう。肉体的な病気が除外されても不調の原因が分からなかった場合は、五月病のような精神的な病気の可能性があります。
5月病に対する当院の考え
5月病の症状は「軽度のうつ」ともいわれますが、うつは脳内の神経伝達物質が一時的に伝わりにくくなる状態が原因とされています。
一般的に、下記のような性格は脳内の神経伝達物質の伝達が活発なため、脳内伝達物質がうまく伝達されない可能性が高く、うつになりやすいといわれています。
五月病になりやすい方の特徴としては義務感が強い・仕事熱心・完璧主義・几帳面・凝り性・他人への配慮を重視し、良好な関係を保とうとするなど真面目で責任感が強く他人への配慮を重視する人ほど、「5月病」になりやすいといえます。
しかし、五月病は、誰でもかかる可能性があります。なかでも、受験や就職などの大きな目標を達成したことで、燃え尽き症候群のような状態に陥っている人や、環境が大きく変わったことで周りにうまくなじめないという人は、ストレスをため込みやすいので注意が必要です。
5月病を放っておくとどうなるのか
「5月病なんて職場に慣れてくれば自然と回復する」などと思いがちですが五月病を軽くみてはいけません。
五月病を適切な対応を行わずに放置すると、うつ病に移行することが知られています。5月病(適応障害)と診断された方の40%以上が5年後にはうつ病と診断されているとの報告もあります。
適応障害の状態でも判断力や能率は低下しますが、うつ病に移行するとそれが長期に渡ることになります。人手不足が叫ばれる今の時代、従業員の能力低下は企業にとっても大きな損失につながります。
また、ブラック企業等が厳しく批判される現代においては、対応を誤れば企業にとって貴重な人材を失うだけでなく、経営者も善管注意義務(善良な管理者の注意義務)違反に問われかねません。したがって、「たかが5月病」と軽く考えて見過ごすのではなく、企業のリスク管理の一環としてしっかりとケアすることが大切です。
5月病の改善方法
五月病の改善方法・対処方法としては以下のことなどが良いと言われています。
他人と交流すること。
自分にとってはネガティブに思えることが、他人から見るとポジティブに見えることも少なくない。他人と交流することが、考え方のバランスを整えるのに役立つ場合があります。
運動を習慣化する
ジムに通って筋力トレーニングをしたり、水泳、ダンス、ヨガなどのクラスに参加するなど、どんなやり方でも良いので、自分に合った方法をみつけ運動をする機会を増やすことが大事。
呼吸を整える
過剰なストレスを感じ、身体的な緊張を受けていると、呼吸が浅くなることが多いです。浅い呼吸は血中の酸素を減らし、筋肉の緊張を高め、ストレスをますます高める原因になってしまう為、心の不調を感じている場合は、仕事をいったんストップし、1分ほど深呼吸をしてみましょう。深呼吸はもっとも身近なストレス対処法になります。
5月病の改善に効果的な当院の施術メニューは?
当院での効果的な施術メニューとして上げらるのは、まず全身矯正です。
5月病と矯正が関係あるとは思えないようにみえますが、自律神経を整える方法として姿勢を正すのも必要です。
姿勢が悪くなると臓器などを圧して、呼吸が浅くなったり、消化不全を起こします。
そのような不調を整えてあげる事で自立神経が整い5月病の改善に繋がっていきます。
もう一つの治療メニューとして、全調整鍼があります。
全身矯正が外側から身体を整えるなら、全調整鍼は身体の内側から整え改善していくものです。
内側から気の流れを変えていき血の巡りを良くしたり、臓器の機能を正常にしたりと東洋医学の技術を使用した施術メニューになります。
その施術を受けるとどう楽になるのか
全身矯正を受ける事で、身体の歪み、筋肉の硬さ、脚長差、骨盤のねじれなど、身体の痛みの原因を根本的に改善する事が可能です。
骨などが本来の正しい位置に戻る事で臓器なども正しい位置に戻っていきます。
臓器には沢山の神経が絡まっているので、臓器の位置や調子が悪いとそのまま神経にも伝わるのでどこも痛くなくても身体の怠さなどが続いていき自律神経が乱れていきます。
身体は至って良くても気持ちの滅入る時ややる気が出ないなどで上げらる5月病には全身矯正は抜擢の施術です。
改善するために必要な施術頻度は?
改善に必要頻度は骨折やギックリ腰などの外傷とは違い、先生と患者様の信頼しあい二人三脚で良くしていくものになります。
まずは来れる範囲での再来指導を行い、その中で身体や気持ちの変化などを聞き出す必要があります。
また単調な施術になってくると変化を感じられなかったり、施術の効果に不安がでるので小さな変化でも気づいてあげる。
次の再来をかける時はいつ来れますか?ではなく、○○さんは今このような状況、状態なのでこの日来てください、来れますか?などこちらが優位に立ち再来指導をしていけば患者様との信頼関係も築きあげられ、症状の改善も早く見られます。