ぎっくり背中
朝起きた瞬間に背中に激痛が走った
寝転んでいて寝返りした時に痛くなった
荷物を持ち上げようと力を入れた時に痛みが走った
息をすると痛い
姿勢を変えると痛みが強く出る
ずっと同じ姿勢でいるのが辛い
このような症状でお悩みの方は、『ぎっくり背中』かもしれません。
ぎっくり背中に対する当院の考え
当院でのギックリ背中に対する考えとしては、体を正しい状態に保たせるための3大要素といわれている①骨格(姿勢)②柔軟性 ③筋力のバランスが揃っていない状態を指します。
まず、筋肉が堅すぎる状態であることで弾力性・柔軟性が損なわれ、ずっと引っ張られ続けます。
そして日頃の姿勢の癖やセルフケア不足により筋肉が堅くなることで、姿勢がずれた状態でキープさせてしまいます。
これにより、ぎっくり背中を引き起こしてしまうのです。
ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか
放っておくと、痛みが継続的にずっと残り続ける場合もあり、一時的に感覚に慣れが生じることで大丈夫と勘違いしてしまい、日常生活の何気ない動きで再発するケースも多いです。
また、痛みを長期間感じていると、全身でかばおうとするため猫背や巻き肩、頭が前のめりになってしまい、頭痛や腕のしびれ、呼吸のやりづらさ、背中だけではなく首・肩・腰に痛みや堅さ、辛さを引き起こしてしまいます。
呼吸器などの内臓にも負担がかかる可能性が高いため、早急に対処をしないと後々の苦しみに続く可能性がある症状になります。
ぎっくり背中の軽減方法
早期による施術開始が必須事項になります。
症状を見極めての判断にはなりますが、筋肉の緊張(堅さ)が強すぎて、そもそもの動きに制限が掛かっているのであれば、表面の筋肉と奥の筋肉を両方とも緩めてあげる必要性があります。
また、骨格そのものの歪みが出ていると左右どちらかに引っ張られてしまい、圧迫されることにより立っているだけ、座っているだけで辛さが出てしまうため、土台を整えるための『骨格矯正』も有効なものになります。
また、正しくなった姿勢をキープさせるためにも体幹の強化が必要不可欠です。
それらのバランス調整ができると症状の軽減が期待できます。
施術を受けるとどう楽になるのか
筋肉の堅さが表面・奥の両方で取れることにより動きがスムーズになり、姿勢や骨格のズレや歪みが改善されることにより、日常生活上でさらなる悪化を防ぐことができ、現状の痛みの早期軽減と再発防止へと繋げることができます。
体幹・インナーマッスルの強化も再発防止につながるのですが、骨盤と背骨のキープさせる場所になるためギックリ背中だけではなく、体そのものの機能向上を図れることが期待できます。
軽減するために必要な施術頻度は?
一回の施術でも一時的に良くすることは可能です。しかし、根本的な原因へのアプローチを目的とするにあたっては最短で3ヶ月〜18ヶ月の幅があります。
これについては、痛みの軽減を目的とするのか歪みやズレといった根本原因にアプローチするのか、また再発防止まで行うのかによって期間が変わるものになります。
今までのセルフケアがどれくらい出来ていたかどうかによっても期間が変わるものとなりますので、一度ご相談頂けますと幸いです。