外反母趾
こんなお悩みはありませんか?
親指が小指側に変形し、「くの字」になっている
靴を履くと親指の付け根が当たって痛い
それによる歩行困難、痺れ、痛み
ガニ股、内股になやすい
指に力が入りにくい
これらの症状で最も考えられるものは外反母趾というものです。
一般的にはハイヒールなどの靴が原因のため、女性に多い症状になります。また、それ以外にも扁平足、開帳足なども原因になりやすいです。
これらの足の形は日本人にとても多いのが特徴であるため、今一度、ご自分の足の形などを気にしてみませんか?
外反母趾で知っておくべきこと
外反母趾とは、足の親指の付け根が飛び出し、親指が小指側に変形している状態を指します。近年、日本では外反母趾の方が増加傾向にあります。
主な症状として、親指に痺れや痛みが生じることが多いです。この症状が現れる前に外反母趾に気づき、予防するためには、今一度ご自身の足を見直すことが重要です。
扁平足や開帳足といった足の形状は、外反母趾が発生しやすい傾向にあります。これらの形状は、自分でも簡単にチェックできるため、気になる方や、足の形が当てはまる方、症状が似ている方は、早めに対処することが大切です。
お困りの際は、ぜひ当院にご相談ください。
症状の現れ方は?
外反母趾の特徴的な症状として、親指の変形があります。足の親指が小指側に変形し、「くの字」のような状態になります。この角度が20度以上になると、外反母趾と呼ばれます。外反母趾になると、親指の付け根が足の内側に突出し、靴との摩擦で痛みが生じ、歩行障害につながることがあります。
症状が進行すると、親指の変形によって神経を圧迫し、痺れが出たり、親指が人差し指の下側に入り込んで関節が脱臼することもあります。こうした場合には、手術が必要となることがあります。
その他の症状として、親指が内側に捻じれることで、爪にかかる負荷が不均等になり、巻き爪の原因になることがあります。また、足の横アーチが崩れるため、人差し指や小指の付け根に体重がかかり、タコができることもあります。
その他の原因は?
外反母趾は、女性に圧倒的に多く、約9割が女性と言われています。
女性は男性に比べて関節が柔らかく、筋力が弱いため、外反母趾になりやすいとされています。また、女性はハイヒールやパンプスなど、つま先が狭く底が高い靴を履くことが多いため、足に負担がかかりやすく、外反母趾の原因となります。
その他の原因としては、肥満による体重の負担や筋力の低下によって足のアーチが崩れることで、外反母趾を引き起こすことがあります。扁平足や開張足の方も足のアーチが崩れやすいため、外反母趾になりやすいです。
また、関節リウマチや糖尿病などの病気によっても、足の親指が変形し、外反母趾になることがあります。
外反母趾を放置するとどうなる?
外反母趾を放置してしまうと、以下のようなことが起こる可能性があります。
・痛みの悪化
放置することで、痛みが徐々に悪化することがあります。長時間の立ち仕事や歩行などで痛みを感じるようになることもあります。
・変形の進行
足の変形が進行し、母趾の角度がさらに外側へ傾き、他の足の指や関節に影響を及ぼす可能性があります。
・歩行障害
変形や痛みが進行することで、正しく歩行することが困難になり、姿勢やバランスに影響が出て、腰や膝などにも負担がかかる可能性があります。
・他の足への問題の発生
外反母趾が進行すると、靴の中で母趾が他の4指に圧迫され、足底筋膜炎などの他の問題が発生することが考えられます。
当院の施術方法について
当院では、外反母趾に対する施術として以下のメニューをご用意しています。
【足の極み→血流改善】
痛みの緩和や症状の進行を遅らせることが期待できます。
メリット:血行促進、痛みの緩和
【下半身の筋膜ストレッチ】
足の筋肉の柔軟性や関節の可動域を向上させる施術です。
メリット:外反母趾の進行防止、痛みの軽減
【鍼施術】
痛みの緩和や症状の進行を遅らせることが期待できる施術です。
メリット:痛みの軽減、血行促進、筋肉の緊張緩和
【テーピング】
母趾を正しい位置に固定するためにテーピングを行います。痛みが強い場合や長時間の立ち仕事をされる方に有効です。
メリット:固定による痛みの緩和
少しでも外反母趾の自覚がある方は、ぜひこちらの施術を受けてみてはいかがでしょうか。
改善していく上でのポイント
まず、外反母趾とは足の親指が小指側に曲がり、親指の付け根が内側に突き出ることで痛みや腫れなどの症状が現れる状態を指します。原因としては、足先が細い靴やハイヒールを履くことにより足に過度な力が加わることや、加齢に伴う筋力低下などが挙げられます。
これを軽減するためには、いくつかの方法があります。1つ目は「保存的施術」として、外反母趾を矯正するための装具やアーチを守るための足底板などを使用します。また、痛みに対しては消炎鎮痛剤や湿布が使用されるケースもあります。生活上の注意として、靴選びも重要なポイントです。
これらの方法で症状の軽減が期待できない場合、手術による根本的な対応が必要になることがあります。最悪の事態を避けるためにも、早めの施術を行うことが大切です。