肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
InstagramやTwitterのようなSNSだったり、YouTubeなどで「肩甲骨はがし」というものに触れる機会も多くなっているのではないでしょうか。
巷では「肩が動くようになる」「肩甲骨に指が入る」なんて代名詞をよく目にします。
しかし、いざ自分でやってみようとすると、なかなか腕が届かず動画や写真のように上手くいかったり、時間に追われていつの間にか続かなかったりとあったかもしれません。
それもそのはず。
最初からあれだけの変化を出すには、筋肉に対する多くの知識があるか、長期的に行い続ける必要があり難しいからです。
もし、もっと効率良く筋肉を伸ばして天使の羽のような肩を手に入れたい方、中々継続させるのが難しい方、当院を頼ってください。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
肩甲骨まわりが固くなる大きな原因として代表的なのは姿勢になります。
どういった姿勢で日常を過ごしているかが重要になります。
肩甲骨周りの筋肉が固くなる方の多くが内巻きに肩が丸まっていたり、頭の重心が前方にずれていたり、背中が丸まっていたりする、所謂猫背の姿勢です。
猫背の姿勢は前かがみになっていて通常の姿勢より肩や背中、腰の筋肉に負担がかかりやすくなっています。
それが一日や数日であれば、人間の持つ自然治癒力で問題なく回復もしますが、今の猫背はかなり前からなのではないでしょうか。でいると人によっては数年や数十年かもしれません。そうなると、常に負担を強いられている筋肉は切れたり、修復したりを繰り返し次第に固さが増し、範囲も広がっていきます。
それが今感じている肩甲骨周りの固さです。
放っておくと、固さが増し、範囲が広がっていくと、重だるさから痛みや痺れ、頭痛や自律神経の乱れや四十肩、五十肩の原因にもなっていきます。
今はまだ痛くないからと油断せずに注意していきましょう。 -
肩甲骨はがしをするメリットとは?
筋肉が凝り固まってしまうと動きが悪くなるだけでなく、神経や血管を圧迫して、血行不良から重だるさや神経が押しつぶされることによる痛みや痺れといった症状が出やすくなってしまいます。
また、固さが増していくと肩甲骨周りには自律神経と呼ばれる身体の調子をコントロールする神経が張り巡らされており、それが圧迫される事で、頭痛、めまい、吐き気を催す場合もあります。
肩甲骨はがしをする事で肩甲骨周りの筋肉がストレッチされ柔軟性も取り戻したり、向上させる事ができます。
柔軟性がある筋肉は筋肉の伸び縮みの動きがスムーズになるだけでなく、先ほど述べた神経や血管を圧迫しづらくなります。
そうすることで、重だるさや痛みや痺れといった症状を解消する事は勿論、今後こういった症状で悩みたくない方の予防や健康維持にも効果的なメニューが肩甲骨はがしです。
自分でできる肩甲骨はがし
本日はご自宅でも出来る肩甲骨周りのストレッチを2つご紹介します。
まずはご自宅にあるタオルでいいので準備していただきます。
そのタオルを持ちやすい長さに丸めて頂いて、背中の後ろに持っていきます。
その時に右手は肩の上から、左手は背中の下からタオルを持つようにします。
その姿勢がとれたら上の方の手を徐々に上に上げていきます。
上がるギリギリまで上げて頂いて、10秒キープします。
それを2セット行いましょう。
2セット終えたら手を上下左右持ち替えて10秒キープ×2セット行います。
これで一つ目のストレッチは終わりです。
2つ目のストレッチは手を横に広げ頭の上まで持っていきます。
真上まで持っていったら手のひらを返して手のひらが外を向くような形を
とります。
そのままゆっくり後ろに引くように下げていきます。
その時のポイントとして素早く下げるのではなくゆっくりと下げることを意識しましょう。
肩甲骨同士を寄せることをイメージすると行いやすいです。
このストレッチを5回を2セット行います。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院の肩甲骨はがしは肩甲骨に付着している筋肉を中心にストレッチを行うメニューとなります。
肩甲骨に付着している筋肉は肩関節の動きに大きく関与しているので、これらの筋肉が固まってしまっていると、動かし辛くなってしまったり、肩凝りのような重さや怠さを感じたり、果てには血管や神経を押しつぶすように圧迫されていくと痛みや痺れなどにも発展していきます。
そういった、肩凝りで悩んでいる方、既に痛みや痺れを感じる方にはおすすめのメニューのなります。
また、予防、健康維持を目的に行っている方も多く通っていますので、症状に心当たりがある方や、こういった症状に悩まされたくないと思う方は、スタッフに相談してください。