坐骨神経痛の改善報告

患者様の年代

40代

患者様の性別

男性

ご職業・生活スタイル

立ち仕事や長時間座る業務が中心のお仕事

症状の発生時期・きっかけ

2週間ほど前から左臀部から太ももにかけて違和感が出始め、仕事中に前かがみになる動作で痛みが強くなったとのことでした。特に物を持ち上げた際に鋭い痛みを感じ、それ以降は座っている状態でも足にしびれが出るようになったとお話しされていました。歩き始めや立ち上がる瞬間にも痛みが出るようになり、日常生活に支障を感じて来院されました。

日常で何ができなくて困っていたか?

朝起きてすぐに腰や足に痛みが出て靴下を履く動作がつらく、特に片足立ちの動作に強い負担を感じていたとのことでした。仕事中も長時間座っていられず、5〜10分おきに姿勢を変えなければ足にしびれが広がる状態でお困りでした。また、夜間も寝返りのたびに痛みを感じ、十分に休めない状況が続いていました。

どのような施術を行ったか?

初回は、痛みの原因と考えられた腰椎周囲の筋緊張や、坐骨神経に沿った張りを軽減するため、指圧を中心とした施術を行いました。特に臀部の梨状筋やハムストリングに強い硬さがみられたため、深層の筋肉までアプローチできるよう持続圧で丁寧に緩めました。また、骨盤の前後バランスに偏りがみられたため、負担が少ない範囲で骨盤の調整を行い、動きの左右差を整えました。その後は、神経の滑走を促すことを目的にストレッチや運動療法を組み合わせ、日常生活で負担がかかりにくい身体の使い方を意識した施術を行いました。

施術のポイント・解説

今回の状態は、筋肉の緊張に加えて骨盤の歪みや、神経の通り道である臀部周囲の負担が複合的に関係していると判断されました。そのため、単に筋肉をほぐすだけではなく、原因となっている部位を明確にしたうえで施術を行うことを重視しました。特に梨状筋の硬さは、坐骨神経痛に伴うしびれが出やすいため、深部への圧を的確に加えながら緩和を図りました。また、骨盤の傾きが残ったままだと再発しやすくなるため、調整後に運動療法を取り入れ、身体を安定させる流れを意識して施術を行いました。

通院頻度・期間の目安

初期は痛みが強く状態が不安定であったため、週2回の通院を約3週間継続していただきました。その後、痛みの軽減と状態の安定がみられたため、週1回の通院に移行し、合計で約1か月半ほどで日常生活に支障が出にくい状態になりました。

施術後の変化・現在の状態

3回目の施術後には足のしびれが大きく軽減し、朝の動き出しもスムーズになりました。5回目には前かがみ動作での痛みがほとんど気にならなくなり、靴下も問題なく履ける状態になりました。現在は軽い筋疲労を感じる程度で、再発予防を目的として週1回のメンテナンスを継続されています。

患者様からの喜びの声

「長く続いていた足のしびれがここまで軽くなるとは思っていませんでした。朝起きるときの痛みもかなり楽になり、仕事中も以前より集中できるようになりました。動くことへの不安が減ったのが一番うれしいです。教えていただいたストレッチも引き続き続けていきたいと思います。」

担当者からの結び・アドバイス

坐骨神経痛に関連する症状は、痛みが出ている部位だけでなく、骨盤の傾きや日常生活での姿勢が影響していることが多くあります。身体を丸めた姿勢が続いたり、片側に体重をかける癖があると、負担が蓄積しやすくなります。そのため、こまめに姿勢を整え直す習慣を意識することが大切です。同様の症状でお悩みの場合は、我慢を続けるのではなく、早めにご相談いただくことで、日常生活がより楽に過ごせる状態が期待できます。