足関節捻挫
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皆さん、足を捻ってしまった後に以下のような悩みを抱えてしまっている事はありませんか?
足首を捻ってから足首の動かしづらさや外側の痛みが残っているような感じがある。
足首周辺の内出血がなかなかひかない、腫れが治らない。
一度足を捻ってから何度か足を同じように捻ってしまう。
しっかりと足で踏ん張れている気がしない。
逆側の足首と比べて可動域の変化が著しい。足関節捻挫は後遺症にもなりやすい怪我ですので、これらの症状が長続きしている場合は早めの施術をしなければ、今後の生活に支障が出てしまう可能性がある為、適切な施術・リハビリを行わなければなりません。
以上の悩みがある方は医療機関に相談をし、早めの処置を行う様にしましょう。 -
足関節捻挫に対する当院の考え
足関節捻挫は後遺症を残しやすい身近な怪我です。
足を捻ってしまった際は内出血や腫れがないからといって軽傷とは思わずに整形外科などに受診することをお勧めします。
足関節捻挫の症状としては、足首の外側に腫れや痛みがみられます。
受傷直後は痛みで立っていることが困難になることがあります。
捻挫してしまった場合は、応急処置として患部を氷嚢や冷たいタオルなどで冷やし、炎症を抑えましょう。
足首があまり動かないように固定し、むやみに動かさないようにしましょう。
治療をせずに放置していたり、間違った治療をしてしまうと治りにくくなってしまったり完治しなくなってしまうことがあります。
RICE処置というものがありますが、早期のRICE処置が怪我の予後を左右します。
RICE処置はあくまで応急処置なので治療ではありません。処置後はすみやかに医療機関を受診しましょう。 -
足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
足関節捻挫をほおっいた場合、以下のようなことが考えられます。
①治りが遅くなる②何度も捻挫を繰り返す様になる③最悪の場合手術を受けなければならなくなる。
捻挫の際に痛みや皮下出血が少ないからといって放置していたら治りが遅くなってしまう可能性があります。
捻挫は靭帯を大きく損傷している場合がある為、安静・冷却・固定を正しく行わなければなりません。
また捻挫を放置していると、靭帯を引き伸ばした状態で修復が終わってしまいます。
靭帯を引き伸ばした状態で修復が終わってしまうと、関節の動きのストッパーという役割りが成せないため、関節が緩くなってしまい、捻挫を何度も繰り返してしまう可能性がございます。
最悪の場合、手術になってしまう可能性もあります。
放置し捻挫を繰り返してしまうと、関節の軟骨がすり減ってしまったり、緩んだ靭帯が切れてしまうことがあります。
切れた靭帯は自然治癒が難しいため、手術で縫い合わせる必要があります。 -
足関節捻挫の改善方法
足関節捻挫の改善方法としましては、急性期は炎症を抑えることを第一にしましょう。
受傷直後はRICE処置として安静・冷却・圧迫を行い、捻挫の重症度によっては包帯固定、サポーター固定、ギプス固定を行いましょう。
回復期には足首の動きと筋力の回復を図ります。
固定が外れれば本格的なリハビリを行うのですが、固定を外した後もしばらくは捻挫した時と同じ動きは控えるようにします。
足を内側に捻らないように外側に開く筋力を強化します。その他にも片足でかかとあげをします。これがしっかりとできる様になるまではリハビリを続けましょう。
スポーツなどの復帰準備期にはスポーツ特有のフットワークの練習と再発予防を行いましょう。ジャンプの練習は走り始める目安となります。また、反復横跳びなどもリハビリとして行いましょう。その際に足首を捻らない様に親指側に体重をかけるように気をつけます。
捻挫の重症度によってこれらのリハビリにかかる期間は異なってくるので医療機関の方々と正しいリハビリを行い早期の回復を目指しましょう -
足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
捻挫に対して当院がお勧めできるメニューを紹介します。
根本的に捻挫を出にくくする全身矯正です。
お勧めする理由は全身矯正では関節や筋肉を正しい位置に戻す効果があるので、骨盤の歪みがある方は足のバランスも左右で変わってくるので、バランスのとれていない状態での歩行は足の負担をかけるのはもちろん、片方の足に重心をかけてしまう事も多いので、そこから足を捻り、捻挫に繋がります。
なので、捻挫を繰り返す方は根本的に骨盤の歪みが強いので、そこを施術する事で繰り返しの捻挫を治す事ができます。身体の筋肉や骨を正しい位置に戻す事で、捻挫以外の怪我のケアができるので、全身矯正は捻挫に対して効果的な施術となります。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
全身矯正を受ける事でまず、バランスのとれていない筋肉や関節が正しく位置に戻ります。
関節や骨盤が正しい位置に戻る事で、足のバランスが整います。足のバランスがズレていると、片方の足に重心がかかり、足関節や足の筋肉に負担がかかります。
捻挫は外くるぶしに多く起こるので、バランスを崩した際に足関節の靭帯や筋肉を痛めます。捻挫が治癒してもバランスは悪い状態なので繰り返しで捻挫を起こすので、その予防と対策として骨盤と関節の位置を戻せる全身矯正は捻挫の方にも適しています。捻挫は放って置くと関節に隙間や靭帯が伸び切ったままになるので全身矯正する事で今後の怪我のケアにもなります。 -
改善するための治療頻度はどのくらいか
改善する為に必要な頻度は、捻挫はまず急性の怪我に当てはまるので、足首の炎症が治るまでの間は毎日きていただく事を勧めます。
炎症期は腫れを引かせる為にアイシングを行いますが、しっかりと決められた時間をやらないと腫れの引きも悪くなるので、1週間から10日は毎日来てもらい、腫れが引いてきたら足首回りの筋肉をほぐし、血流を良くする施術を行いつつ矯正もしていきます。
腫れが落ち着いてきたらの頻度は週2〜3で来ていただきます。間を空けすぎると足首回りの筋肉や関節がすぐ硬くなるので、間が空きそうなら、自宅でできるストレッチなどをしてもらいましょう。